yukokumai.com管理人（♂）
　
本業はサラリーマンです。
近年は出張が多く、エアポート投稿おじさん、あるいはプロ空港おじさんなどと呼ばれつつあちこち駆けずり回っています……
　
くま井ゆう子さんを知ったのは、高校生の頃テレビCMで『ありがとうHighschool Days』が流れていたのがきっかけで、実際に初めて買ったCDは«Bye Bye Nineteen»でした。
　
くま井さんがTokyo FMでラジオ番組（『mabatakiスケッチ』）を持っていることを知って聴いてみたところ、ボーリングに出かけたり都内を散歩したり、あまりラジオらしくない企画だなぁと思いつつ楽しんでいたのを覚えています。
　
また、同じ時期に『月刊カドカワ』で«Sweet Memories for the First Time»というエッセイや、その続篇のイラスト入りコラム『くま井絵巻』を連載していて、色々な接点からくま井さんのファンになってゆきました。
　
振り返ると、インターネットのなかったあの頃は、音楽情報は雑誌を買ったりテレビ、ラジオから収集するのが当たり前の時代。レコード会社もそれを分かっていて、販売促進の目的でメディア・ミックスと呼ばれる戦略をもって、様々な媒体にアーチストを送り込むことをやっていたんだなぁ、と感慨深いものがあります。
　
くま井ゆう子さんの活動休止を知って数年経った2000年にドメイン名を取得して、ファンサイトを立ち上げました。
とはいえ、活動がない以上、掲載する情報には限りがあり、いつの間にか更新も途絶えて長年放置してしまっていたことは申し訳なく思っています。
　
今回サイトを再始動するきっかけになった『作編曲家大村雅朗の軌跡:1951-1997』、そして『ニッポンの編曲家』を読むと、ソニーレコードとして全社を挙げてくま井ゆう子さんを売り込もうとしていたことが諸々明らかにされていて、いわゆるガールポップ全盛の時代にあって、とてつもない期待がかけられていたのだなぁと今更ながらにくま井さんの魅力の大きさを思い知る気がしています……